『放置自転車』の行く末は?
こんにちは!
やる気グループの田中です。
「放置自転車を回収して欲しい」
という依頼が、茅ヶ崎市の
某マンションの管理会社からありました。
数を聞くと、「30台くらい」とのこと。
マンションから引っ越す人がそのまま
置いて行ってしまうらしく、
もう2〜3年放置されているものもあるとか。
もう置き場がなくなってきたようで、
重い腰を上げて回収に踏み切ったようです。
現場を見てみると、
ほとんどが錆びついていて、
もう走れないような自転車ばかり。
リユースもできないので、
こういった自転車は
「金属」としてリサイクルします。
早速、回収作業を開始。
トータル30分ほどで終了し、
2トントラック2杯分になりました。↓
マンションの画像は載せられませんが、
雑然としていた駐輪場がかなりスッキリ。
マンションの見栄えも良くなりました。
トラックに積んだ自転車達は、
一旦、倉庫へ降ろすことに。
そして、私たちの仕事は
ここからが本番です。
先ほど、
「自転車は金属としてリサイクルできる」
と言いましたが、
実は、自転車をそのまま
回収業者に持って行っても
受け取ってくれません。
なぜなら、
「タイヤ=ゴム」がついているからです。
プラスチックは良いのですが、
なぜか「ゴム」がついていると
一切受け取ってくれないのです。
鉄を溶かしてリサイクルする時に
何か不都合があるのだと思いますが、
詳細は不明。
とにかく、タイヤは外さないといけません。
(・・・え、30台でしょ)
(1台あたりタイヤ2本でしょ)
(単純計算で・・・?)
これから60本のタイヤを
外していきます。笑
「やる気スタッフ vs タイヤ60本」です。
でも、自陣には彼がいます。
「タイヤ外しの佐々木」
がいます。
「まじ、こういう仕事ないかな・・・」
と、つぶやいてしまうほど
タイヤ外しをこよなく愛する
あの佐々木大将軍がいます。
(※彼は草刈りも大好き)
予想通り、彼のスピーディーなペンチさばきで
バッタバッタとタイヤが外されていきます。
もはや自転車がかわいそうに
思えてくるほどです。
まるで追い剥ぎです。
(お昼からすみません)
さすが佐々木氏、手慣れたものです。
(意味深)
1時間ほどで20台のタイヤ外しを完了。
追い剥ぎに合った自転車達を、
第一便として鉄屋さんに持っていきます。
佐々木氏が責任を持って
見送ってくるそうです。
彼はそういうところ誠実です。
2トントラックが出ている間、
残り10台の自転車のタイヤ外しを
私、田中が行うことに。
ちなみに私はタイヤ外しの経験は少ないですが、
やはり作業そのものは好きです。
ワイヤーをペンチで「パチンッ」と
切れた時の感触がたまりません。
あの手応えが癖になります。
このように、
自転車のタイヤを外した状態にします。↓
1時間で10台が完了。
佐々木大将軍には遠く及びませんが、
だんだんと慣れてきました。
こうやってできることが
増えていくのは楽しいものですね。
もし、不要な自転車がございましたら、
やる気グループまでご連絡ください。
タイヤ外しに快感を覚えている男2人が、
小躍りしながら回収に向かいます。
田中